トイズエイドが協力している、ラグランジェの会で、2月9日(土)に熊取煉瓦館にて、本物の宇宙服の児童への着用体験講座を行いました。
当日は、現在休職中のN君と、介護関係で働いているS君が、着用のお手伝いに来てくれました。この場を借りまして御礼申し上げます。ほんとうにありがとう。
N君は、マイコンや機械ものが大好き。いまは休職中でもう失業保険も切れるんですが、どうもいまいちつぎの就職にスッキリしない様子。働く意欲はバリバリだと思うんですが。。いまどきITもキツイ仕事ですからね。。。ソフトウェアならまだしも、彼の希望はハードウェアです。仕事の出来る職場も限られてきます。
残念ながら、トイズエイドでは、お給料は出せません。お弁当だけ。(笑)
早く仕事が見つかるといいですね。ひきこもったら院長が尋ねていくゾ。
「人間社会で生きていく」
って事ですよね。簡単に言うと。乱暴なほど簡単な言い方ですが。。。
これも、とても乱暴な考え方かも知れないんですが、地球環境に配慮しながら働くって、99%不可能だと思うんです。これは院長の持論です。もう震災の時から。もうすぐ13年ですが。。。
拝金主義とか、経済優先社会とか、言葉は昔からあるんですけど、真剣に何とかしようって考える人は少ないですよね。つまり、お金儲けはいいこと。経済発展はいいこと。
これが、現状の社会の総意であり、結論です。
ついでに言うと、儲けた人=勝ち組。貧乏な人=負け組。この勝ち組負け組って言う言葉。たぶんマスコミが流行らせたんでしょうけど、いんちょうはだあいきっらあ~い!
で、私は、働かない若者をどうのこうの批判して言うことは、基本的に出来ないと思うんです。
小さな子供のうちからの教育・しつけに関わる問題もあるでしょう。
青年と言われる年になって、多感で物事を割り切って考えられない時に、さまざまな社会矛盾を、確かな哲学で納得させられるだけの大人もいなかったのだと思います。
もう30代にもなると、それまで、物心ついてから20年間も、テレビや新聞、インターネットで、人類の限界について思い知らされます。
そこには、ポジティブな考えは大抵なくて、ネガティブな考えしか浮かばない。
本当に極論かも知れません。でも、働けばCO2が出ます。ものが売れれば環境は破壊されます。それなのにどうして働かないといけないのですか?
この問いに、明確に答えられる人が、そして画期的にこの問題を解決し、目で見てはっきりわかる事業基盤を創成出来る人が登場して初めて、そこで働こうかなって。思えるのだと思います。これが子供の目で見た社会ですし、子供の考え方ですよね。たぶん。
だから、大人の考え方から言うと、「甘ったれるな!現実を見ろ!」ってなります。
最後に、残りの1%は、まちがいなく宇宙です。
おもちゃ病院を、熊取町の長池オアシスではじめた頃(2003年)ですが、近所で、高校卒業後、その時はまだ働いていないで、ブラブラしていた男の子(っても当時もう20歳すぎですが...)が、おもちゃの修理を、こころよく手伝ってくれたことがあります。
アンパンマンのキーボードでしたが、オモチャのネジをはずし、中を開けたら埃だらけ。
その上、ゴム導電シートの汚れで、あっちもこっちも音が出ないってヤツでした。
蓋を開けて、中の電子基盤をそうじしていた彼は、それはもう必至で熱中してやってます。声をかけても返事もないぐらい(笑)
そんなわけで、このトイズエイドの活動は、ものを大切にする心を育てることもひとつ。
おもちゃを大事にして、電池の捨て方や、続けて大事に使うこと、部品を使い回して活用することなどで、環境保護を行うことがひとつ。
小さな子供に、おじさんたちの修理風景を見てもらって、電子や電機、宇宙や環境の技術に興味をもってもらうことがひとつ。
大きな子供(すんません私も大きな子供ですが)に、修理を手伝ってもらって、社会貢献の方途があることに気づいてもらったり、就職に向けての心のリハビリをしてもらうことがひとつ。
って思いました。
院長は、ながらく自分の好きなことばかりしていて、働いているとは言えないことが、若い頃にかなり長いことありました。
本当のところ、ニート対策という言葉も好きではありません。でも、他にどう呼ぼうかなって、いま思いつく丁度いい言葉がないので、カテゴリ名もこれではじめようと思いました。
これから、少しづつ、若いおもちゃドクターさんが参加されるたびに、思いを書いていきたいと思います。